○ タバコと歯周病
タバコが身体に悪影響を及ぼしていることは、よく知られている事とは思いますが、近年タバコが歯周病の危険因子の一つとして挙げられています。
お口はタバコの煙が1番最初に通過し悪影響を受ける器官で、日本では毎年約7,000人が口腔がん(咽頭を含む)で亡くなっています。
タバコの煙には、三大有害物質として一酸化炭素•ニコチン•タールが含まれていて、その他にも200種類以上の有害物質が含まれています。
特に歯ぐきに対してはニコチンの血管収縮作用による影響が大きいと言われています。
○喫煙者の歯周病の特徴
① 歯ぐきの腫れが少ない
② ブラッシング時の出血が少ない
③ 歯周病の治りが悪く、予後も悪い
歯ぐきの腫れやブラッシング時の出血が少ないのでご自身で気づかないうちに歯周病が進んでいることも多いです。
下図のように、ヘビースモーカーだと5倍以上歯周病になりやすいという結果も出ています。
○ 新型タバコ(加熱式タバコ)
新型タバコは従来の燃焼ではなく、加熱によりニコチンやその他の化学物質を含む蒸気を発生させ、肺の奥まで有効成分を効率よく届けることができるようになりました。タールが含まれていないから安全になったわけではありません。
禁煙したいと考えている人は多いと思いますがニコチン依存が禁煙を難しくさせています。タバコの量、数を減らしたり、新型タバコに変えるのではなく、禁煙のタイミング、きっかけをつかみ、思い切って禁煙をスタートしませんか?
検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | 〇 | × |
○・午前:9:00~13:30
○・午後:15:00~18:00
△・午前:8:30~13:30
休診日:木曜、日曜、祝日
(祝日がある週は木曜日に振替診療します)